ロンドン、グラスゴー、フィレンツェの旅
2019年9月26日~10月7日
グラスゴー観光最終日&フィレンツェへ
10月3日
グラスゴーの観光はこの日の午前中まで。ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらい、前日見ることができなかったハウス・フォー・アートラバーを見に地下鉄で移動。昼に荷物をピックアップして空港へ行く予定・・・ところがこの日もハプニングが!
ハウス・フォー・アートラバー
前日、見ることができなかったハウス・フォー・アートラバーへ再び、地下鉄に乗って。行きはよいよい・・・。駅からはちょっと遠いのだけれど、歩いて行ける距離。
ここは、1階はショップやレストランになっていて、2階から上が見学できる。もちろん、1階のレストランも利用できるが、結構良いお値段^^;
階段から廊下に入ってすぐのドアを開けると!この空間!!ワッと思わず声が出る!。楕円形の部屋で、収納の扉の縦のラインが並んだ先に、横長の窓!中央に置かれたハイバックチェアに天井の円筒状のランプ!たったそれだけなのに!
ショップで入場料を払って、2階へ!廊下はやはりシックなダークブラウン基調のインテリア。やはり、この建物にも待合のような小さなスペースが設けられている。
真っ白い部屋に、このランプ!中央に置かれた椅子の存在感もさることながら、このランプのなんという迫力!
そして次の部屋に入ると、さらに、すごい空間が広がっていた!もう何も言えず、ただただ見て、ただただ写真を撮った。正面に有るのはピアノ。ピアノまで、造り付け?!ここまでやるか!
反対側もすごい!こちらは暖炉。マッキントッシュの建物の暖炉はどれも軽快で美しい!
この部屋は長方形で、南側は円弧型の細長い掃き出し窓がずらっと並んでいてる。半間ほどの幅の窓を間に小壁を入れながら並べるなんて!
白い部屋から再び廊下に出て進むと、この天井の高いホールに出る。先ほどの部屋とのコントラストが見事!色彩もだけど、さっきの部屋は横長で穏やかな感じだったのに、ここは一転して、ドーンと天井の高いびしっとしたダークな空間!
ホールには3階へ行くための階段がある。この階段がとても美しい!マッキントッシュの建物はどれも階段のデザインが凝っている。
反対側(廊下側)はこのシンプルな壁。でもよく見ると、縦ラインの板の間の柱状のものは上が細くなっているんだよぉ~。それと配置も・・・
左の写真の向かい側。細長い窓が高さを強調しているような感じ。左にちょっと写っているのがダイニングルームの入り口。
ダイニングルーム
今風にいうなら、大人可愛い!という感じだろうか。ブルーにピンクのバラが描かれた壁に、ダークブルーの壁と家具。高い天井から吊り下げられた雫のようなランプ。淡いベージュの絨毯に青いバラ模様。やられた~!
見学が終わるころ、スタッフが入ってきて、壁際に置いてあった椅子をテーブルに移動した。こっちの方が様になる。
凝った張り方をした壁板。上部には金色の絵が!
造り付けの棚の両サイドにキノコみたいな椅子が置かれていた。
一目!
◎ピアノのある部屋
ピアノ ちゃんと鳴ります。
◎全体写真ではお伝えしきれないマッキントッシュのインテリア。家具やちょっとしたコーナー、パート、細部をご覧ください。まずは楕円形のお部屋。
窓際のコーナー!
窓下のヒーター。よく見ると!
◎ホール
ダイニングルームへのドア^^
◎外部
じっくりと内部を見て回った後は、外部を見て回る。1階に降りてショップの入り口を出て反時計回りに回ると、この通路があった。そして通をの先で見つけたのが!
北側の外観はこんな感じ^^
ハウス・フォー・アートラバーは、1901年にドイツのデザイン雑誌「Zeitschrift Fur Innendekoration」の「Art Lovers House」の設計コンテストに出品したものをもとに、1990年に建てられた。デザイン性の素晴らしさは称賛されたが、コンテストの締め切りに間に合わなかったため、失格となってしまったそうだ。
このベンチ^^ 背もたれの右端を見て!マッキントッシュでしょ!?
それとこのたくさんの街灯。かわいい!(ちょっと多すぎる気もするけど・・・)
正面から見た時にはわからなかったが、こちら側を見ると、屋根の形が複雑そうなのが想像できる。
グラスゴー観光の後はフィレンツェへ!^^フィレンツェ編①はこちらから!