ロンドン、グラスゴー、フィレンツェの旅 
2019年9月26日~10月7日

ロンドン観光2日目

ロンドンの中心街へ

2日目の始まりはビッグベン(国会議事堂)から。ウェストミンスター駅を出るとすぐ目の前に出てくる。しかし、今は改修工事中でこんな姿。


見上げるとかなりその大きさに圧倒される^^


ぐるっと半周する。どんなふうに工事しているのか気になる。事前に申込めば内部の見学はできるようだった。今回はあきらめ。




現在のこの建物、もともとはウェストミンスター宮殿があった場所で、宮殿が火事で焼失した後に建てられたそうだ。完成は1852年総面積は33,000㎡!

ビッグベンの塀の前でバグパイプを演奏している人がいた。イギリスの観光地では時々見かける。20数年前に来た時も、ロンドン郊外の街で見かけた。その時は例のチェックのスカートの衣装を着た人だった。

ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)

「Abbey」は修道院という意味だそうだ。別の場所にウェストミンスター大聖堂(Westminster Cathedral)が有り、そちらは英国カトリック教会の総本山だそうだ。こちらは、イングランド国教会で聖ペトロ修道院という別名もあるんだそうだ。キリスト教徒ではない私にはよくわからない区別だが、仏教にもいろいろ宗派が有るのだから、同じようなものか・・・


ここに行くのにちょっと時間が掛かった。大きすぎてどこが入口なのかわからなくて、ウロウロしてしまった。教会の周囲の塀越しに、建物の前にずらっと並んでいる人を見ながら、やっと入場するための門にたどり着いた。

これもウェストミンスター寺院?


同じ敷地内に有り、つながっているようだが詳細は見えない。東に突き出した建物で、後で調べたら、ヘンリー7世記念聖母礼拝堂だとわかった。
細部がとても美しい!ウェストミンスター寺院の敷地内には、学校などもあるようだ。


ゴシックはこうだ!と言わんばかりの壮大で、天を突きさすようなファサード。ノルマン様式の建物を13世紀にヘンリー三世がフランスから建築家・職人を呼び寄せてゴシックに改修したそうだ。完成したのは20世紀で、その間にいろいろな様式が混じった。


だから、雰囲気の違う部分があちこちに見られる。完璧にゴシックでないところが魅力的。しかし、門を入ってから中に入るまで、長~い列。その間に外壁にとりついている面白いものをたくさん撮影できた。

◎残念ながら室内は撮影禁止


と、言うことで、…隠し撮り^^;この凄さ、絶対お見せしたい!と。なぜ撮らせてくれないのか・・・皇室がここで戴冠式とかやるから?

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天井が美しい!うまく撮れるか不安だったけど、お腹のところにカメラを持ってカメラの性能を信じてパチリ。結構うまく撮れました^^でも、内緒です^^;

中庭は撮影可^^


きちんと整えられた中庭。芝がきれい。でも、ここだけ撮影可と言われてもなぁ・・・

たくさんのバイク!

戦争に行った兵士たちを称えるデモが行われ、その一つでバイクによる行進?が行われたらしい。ウェストミンスター寺院に入場するための列に並んでいた時に、たくさんのバイクが列をなして走っていたのを見た。

ロンドンの官公庁街



ウェストミンスター寺院の見学後、ロンドンの官公庁街をブラブラ。財務省、外務省、首相官邸などが立ち並ぶ。

オペラ座の怪人!

ハー・マジェスティーズ・シアター

ハー・マジェスティーズ劇場は「オペラ座の怪人」の専用劇場。ロンドン発のオペラをロンドンで見る!ちょっと優雅な時間^^


昼食後、ピカデリーサーカス区に向かって街を散策しながら歩いていくと、張り出した庇にさりげなく劇場名が!想像していたのとちょっと違う・・・。帝国劇場的なものを想像してたら、日生劇場位な感じ。



「女王陛下の劇場」

イギリスで最も格式のあるミュージカル劇場で、現在のエリザベス女王が即位されるまでは「His(王の…) 」と名付けられていいたそうで、その時々の君主の名で呼ばれ、たびたび名前が変わってきたそうだ。
1705年建立後、2度の火災に会い、現在の建物は1869年に建てられたものだそうだ。

1階ロビー チケット売り場

開場まで、階段にチェーンが掛けられ、時間になると、スタッフが開場することを告げてチェーンを外す。

2階への階段

劇場には2階から入る。

2階ロビー(待合室)

劇場内へはすぐには入れず、ここでしばらく待たされる。バーコーナーが有り、皆さん、コーヒーやワインなどを飲みながら待っている。

劇場内

意外と小さくてびっくりした。席もかなり急勾配で、東京ドームの外野席くらいの感じ。椅子も割と小さ目。劇場内は飲食可で、ワインをボトルごと持ち込んでの観劇。中でワインなどの飲み物を販売している。

ピカデリーサーカスと中華街

ピカデリーサーカスは銀座のような感じのところ。大通り沿いにビルが立ち並び、有名ブランドが軒を連ねる。




中華街の近く。ここまでくるとちょっと違った雰囲気になる。



中華街は独特の雰囲気。これは世界中どこに行っても変わらない。

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■一見!

❖ビッグベン
国会議事堂を守ってる?

以外にかわいらしい塔

❖ウェストミンスター寺院
◎教会建築にはつきものの
 変な生き物^^







◎時計も!


時計とおそろいのバラ窓

■関連情報

寺院の歴史

10651228 - ウェストミンスター寺院が聖別される。
この100年ほど前に、ソーニー島(のちのウェストミンスター)にベネディクトはの修道士が移住したのが始まりと言われている。
10661225 - 寺院の記録では初の、ウイリアム征服王の戴冠式がクリスマスの日に挙行される。
1245 - ヘンリー3世が、現在の教会へとつながる再建に着手。
1301 - 戴冠式用の椅子が製作され、1308年以降の全ての戴冠式で使用され今日に至る。
1503 - ヘンリー7世が聖母礼拝堂の建設に着手。
1540 - ヘンリー8世による修道院の解散。
1560エリザベス1世により、聖堂参事会管轄の教会(collegiate church)となる。
もともとはベネディクト派の修道院だったが、イギリス国教会となり、すべての戴冠式、王族の結婚式がここで行われ、王のほとんどがここに埋葬されているそうだ。

ウェストミンスター寺院公式HPLinkIcon

学校のチャイム

ウェストミンスター寺院の鐘の音階が学校のチャイムの音の元となったと言われる。曲は、ビッグベンが正午にならす「ウェストミンスターの鐘」だそうだ。

エロスの像

私たちが思い浮かべる愛のキューピット(ギリシャ神話ではエロス)とは全く印象が違う天使。そもそも「エロス」ではなく、その双子の弟「アンテロス」なんだそうだ。しかも、ビクトリア時代の慈善家第7代シャフツベリー伯爵を称えるための噴水の像だとか!見た目で勘違いされ、そのまま「エロスの像」と呼ばれてるそうだ。

パンフレット

待ち時間の間に、劇場入口のドアのところで売っていたパンフレット。当日の配役はこのパンフに載っていた役者さんでは無かった。

■一見!

金色の像?!


エロスの像のところで金色の美しい像に出会った!と思ったら人でした^^!
足元の箱にお金を入れると、キスしてる風のポーズをとってくれる^^

ピカデリーサーカス区

カラフルな照明

ビル街の一角に、こんなところが!何かのフェス?

仕立て屋のメッカ!

かわいい!
小さいときからこんなの着てたら、絶対、紳士になる!?

ミッキーマウス?!

ここまでクオリティーが低いと、もう怒る気にもなんないんだろうなあ・・・みんな写真を撮っていた。