広島市
2022年11月9日
やっと来ることができた。現地で見なきゃいけないと思いつつ、見ないままこの歳になってしまった。テレビでは何度も見ていたが、実際にこの地に立って、この建物を見ると、胸が締め付けられ、涙がこみ上げる。
原爆ドーム
◆正面
装飾が施され、とても立派だっただろうと想像する。
◆5階建て部分
このドーム屋根から「原爆ドーム」と呼ばれるようになったのだろう・・・
◆平和記念公園
幾度となくテレビで目にした平和記念公園。川の中州に作られたこの公園には、慰霊碑や原爆死没者追悼平和祈念館などがある。また、当時の民家の一部分を保存公開している施設もあるが、どれもカメラを向けるのが心苦しく・・・
モニュメントのような形だが、おそらく庭園に設置された噴水ではないだろうか…
痛いほど無残な姿なのに・・・夕日を背負うこの姿を美しいと思ってしまう・・・悲しい。。。
■戦前の街並み模型
この建物がいかに立派だったかがわかる。
1915年 (大正4年) に｢広島県物産陳列館｣として、広島県産品を展示販売する施設として建てられました。煉瓦と鉄筋コンクリートで造造られた3階建て、一部５階建てのこの静養建築は、さぞや目立ったことだろう。
1階
◆大正屋呉服店（燃料会館）
爆心地から170ｍに立つこのビルは、コンクリートの屋根が吹き飛び、内部は火災により破壊されたが、建物そのものは崩れずにいたため、戦後改修され、復興の拠点となったそうだ。
現在は市が所有し、平和記念公園レストハウスとして、活用されている。
地下室は現在も当時のまま残されている。この地下室に資料を取りに来ていた一人を残し、店内の人は全員がなくなったそうだ。
当時の構造体の一部
